活動名(レッツ久宝探検隊 “セミの種類とその違いを確かめよう” 


活動日:  20110828



朝のセミの強烈な鳴声も少なくなって、まだまだ暑い毎日ですがもう少しの我慢かと思います。

レッツ久宝探検隊8月の活動報告をします。



日時:8月28日(日) 午前10時〜12時

一般参加者:1名(白井さん)

講師:神童、 スタッフ:大川、西村、渡邊、伊東

管理事務所:松尾さん



7月に実施の“セミの羽化観察会”の姉妹編で、セミの抜け殻調査・観察会を実施。

今回は講師に神童さん、スタッフに西村さん、渡邊さんの女性陣と強力な布陣で臨んだが、

事前の申し込みは0人。夏休みの宿題にもなるとちらしに書いたが、暑さのためプールの

魅力が強いようだった。時々参加される白井さんが来られ7名でスタートした。



まず先月の羽化観察会の場所へ移動、ここはアキニレの木が沢山あり羽化の様子が観察された

場所で、抜け殻も幹や枝に多く見られ、地面にも落ちていた。高い所の抜け殻は、講師の神童さんが

準備した園芸用の支柱でつつくとうまく落ちてきた。こういう道具も採集のノウハウと思う。



採集していると通りかかった男性が興味深そうにしているので、声をかけて説明し参加をお願いした。

参加はされなかったがこうして皆なで行動していると、いろいろ興味を持ってもらえる。



ここではクマゼミがほとんどだったが、次に桜の木へ移動。抜け殻ではないがアブラゼミとニイニイゼミを

講師が発見、写真班兼の渡邊さんがカメラにおさめた。

30分程度採集後事務所の部屋でまとめを開始。

今回の調査の結果は、

全採集数:387個 内クマゼミが376個(97.2%)、アブラゼミが11個(2.8%)

大阪自然環境保全協会の資料によると、万博公園ではそれぞれ49%と47%、大泉緑地では

70%と28%となっている。久宝寺緑地全体を廻って採集したわけではないが、クマゼミが圧倒的に

多い結果となった。



引き続き神童講師による昆虫とセミの勉強会を行った。セミの構造やオスメスの区別の仕方、昆虫の

全長はどこで測定するか、スズメバチの親は幼虫からアミノ酸ドリンクをもらっている等、昆虫の不思議

一杯の楽しい講義だった。



皆さん暑い中お疲れ様でした。次回は9月25日に“葉っぱは自然が届けてくれるハガキです”と題して

葉っぱの観察会を行う予定です。





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 ご参加、ありがとうございました!! 






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関西聚
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