午後に八尾地方は大雨警報が発表されたようだが、現地に着くと雨が降った形跡はなし。
多少雲は多いながらも問題なさそうで、花の道で開店準備。人通りは少ないが13名も家族連れが集まってくれた。
18時30分から大川理事の挨拶の後、観察会開始。事務局(山本さんの娘さん)がパソコンで作成した紙芝居を山本勲さんが熱弁をふるって説明。クイズを交えながらセミの一生をたどるもので、なかなか勉強になる。セミの産卵管があの硬い木に入るのかというもっともな質問も出て、楽しく終了。
19時頃から昨年と同じくアキニレの林で羽化の観察を開始。昨年の状況からして遅くならないと羽化が始まらないのではと心配していたが、なんと到着したら既に背中が割れているセミがおり、それも観察しやすい高さで羽化していてラッキー。あちこちでここにも羽化しているとの声が聞こえ、今年は大変良い観察会になった。どうも曇りで暗くなるのが早いのも影響しているようだ。そのうちイナバウアーが始まり、青い頼りなげな羽が出てきた。本当に美しく神秘で皆さんシャッターを押していた。ちょっとセミにとっては邪魔だったかも知れないが、感動させられた。
途中から変な日本語が聞こえ、山本さんが確認すると台湾の家族だった。近くに住んでいるようで、初めて観察したと言っていた。
雨にも降られず20時に無事観察会終了。
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