天候不順な二日であったが、大垣専務の出席、久宝寺緑地から二人の出席があり、総勢9名での活動となった。初日は樹木の残存本数を確認しながら、下草刈を行なった。今回は服部会員のアドバイスで、太陽の光を遮るススキの部分切除を行なった。そうすればシカにも目に付きにくいし食害は減り、木の成長には問題はないらしい。お陰で労力は少なくして済んだ。春の調査で120本が残存していたが、13本が枯死しており残存本数は107本に減った。シカ除けネットの金網部分で4箇所、魚網部分で1箇所が破られていた。新しく魚網ネットを設置していただくのを待ちたい(地権者了解済み)。二日目は自然観察会と側溝の補修を行なった。午前中は曇り空で、観察会を楽しむことが出来た。ヤマホトトギス、ヤマジノホトトギスの開花を見たのは今年が初めてである。今まではこの時期には咲いてはおらず、気候の変化であろうか?昆虫も色々いることが分かってきた。一つにまとめていきたいと思う。27haの広さの中で3分の1が自然林である。この中には楽しみが一杯あるであろう。草花や樹木、昆虫に興味のある方には宝の山である。次に昼前から側溝の土砂撤去を行なった。7月の台風で一つの橋が流され、散策道はずたずたにえぐられており、大きな被害が出ている。以前にも実施した場所であるが、雨が散策道にあふれ、既に土が削られている。このままでは散策道が大きくえぐられていくのは間違いない場所であり、側溝の中の土砂撤去を行なった。落ち葉と土砂で埋まり大変な量であったが、半分くらい進んだところで大変な土砂降りの雨となり、中止せざるを得なかった。以後作業は中止せざるを得なかった。何事もお天気が良くなければ進まないとつくづく思った。姫石の湯で汗を流して、
夜はいつもより少し早い夕食となった。旨い料理に舌鼓を打ちながら、缶ビール、ワイン1本、芋焼酎2本、コメ焼酎1本、マッコリ1本を味わいながら頂いた。シャクヤク専門家である久宝寺緑地の三島氏の話、焼酎の話、事務局の今後の話、大垣専務の話、TPPの話etc…クーラーのいらない涼しい夜は、話が盛り上がった最高の夜となった。最後はマッコリでモッコリ!で〆た。
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