活動名(御杖村フィールド 


活動日:20120818〜19 


2012年度フィールド活動報告書

                                      報告日:20

フィールド名:御杖村(フランシスコの山)

リーダー名:大川 英登

参加者名上田、伊東、神童、安澤、山本勲、中川、山本光二、山本睦子、山本聖子、大川

         龍樹くん     合計11   但し伊東氏日帰り

日程:    8月18日(土)〜8月19日(日)の2日間

宿泊

18日(土) 活動結果

樹木一本一本のシカ除けネット張り

 

 

 

 

 

19日(日) 活動結果

自然観察会

ネット張りの状況観察(張ったネット数、用意された支柱と仮支柱の内訳、未処理本数)

 

 

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感想&特記事項  

一日目は御杖村から3人の指導員を迎へて、樹木1本ずつをネットで巻く作業を実施しました。予想に反してネットは切断されていなかったので、指導者と相談して幅15mの寸法で切断しました。木一本につき4本の支柱を立て、ネットで囲み、結束帯で固定しました。ネット、支柱、結束帯といずれも随分と便利なものが出来ており、作業もスムーズに進みました。気温25℃とはいえ、作業中は大変な暑さでした。昼には雷鳴が轟き、少し雨が降りましたが、作業には問題なく、続けることが出来ました。終了した時には暑さと疲れで皆くたくたでした。しかし温泉で汗を流し、いよいよ夕食の時間になると元気が回復、寒いほどの風が流れる中、睦子さんと娘さんが作ってくれた、天ぷら、鍋を囲みビール、手作りぶどうジュース?ワイン、焼酎飲み放題で一気に盛り上がりましたが、疲れがどっと出て、早くも10時には就寝。遅い人でも10時半には夢の中。

二日目は8時半より自然観察会を実施しました。この時期花は少ないですが、涼しそうなマツカゼソウが風にそよぎ、ヒメオトギリソウ、クサアジサイ、ムカゴイラクサ、ミズタビラコ、ミゾホウズキ、ミヤマナミキそしてツノハシバミの実、サンカクズルの実がなっていました。サンカクズルの実は大変おいしく、秋の活動日には食することが出来るでしょう。お楽しみに!またシデ類の幼苗が山道のいたるところに生えており、自然の生命力を感じることが出来ました。しかし境界線のシカ除けネットのほころびが目立ち、林内にはシカの通り道がはっきりと分かるほど出来上がっており、食害は一層ひどくなる可能性は大です。林床には殆ど草はなく(シカが食べたのであろう)側溝には相変わらず上から落葉と土砂が流れ込んできていました。午後には昨日張ったネットの状況調査をやり、張れたネット数、未処理の数を調べました。結果はネットを張った数は57本(内仮支柱37本)、未処理数30本(材料不足)でした。聖フランシスコ会へは別便にて報告します。御杖村はやはり静かでクーラーいらずの別天地でした。数日泊まりたい気分でした。

報告者:大川英登





マツカゼソウ群作で ネット張り状況 ヒメオトギリ マタタビのムシコブ
ミヤマナミキ ミゾホオヅキ オオルリソウ オオルリソウの花
ツノハシバミ ヤマジオウ ネット調法(支柱4本) 作業中
作業後 クサアジサイ ヤブデマリ サンカクヅル
ミヤマナミキ キノコとコケ キブシノミ キツネノカミソリ
明るくなっていた人工林 ムカゴイラクサ

 ご参加、ありがとうございました!! 






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関西聚
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