1日目:初参加の柴田氏は一関市から単身赴任で鈴鹿市へ2年間の予定で来られているそうで、あと1年間関西で参加してみたいそうです。岩手薄衣隊の斉藤氏との出会いが初めてだそうで、聚に参加されたようです。
曽爾高原は絶好の秋日和に恵まれ、銀色のススキの穂がとても美しい。アカトンボの乱舞する高原は爽やかで、草原ではスズムス、キリギリス、カンタンなどが合唱していました。
ソバ会食は久し振りでしたが、満足感で幸せでした。2800円と高価ですが値打ちものです。古民家を改装した、落ち着きのある店です。一日2組、10名までの予約が可能です。
樹木ごとのシカ除けネット効果は抜群です。その後の状況観察では全く被害が出ていません。季節的に食糧が外にあるというのも原因かもしれませんが、シカの侵入は落とした糞から見て、かなり頻繁に出入りしているようです。境目の金網ネットにかなり穴が開いている。
夜は男のみでの料理でしたが、鍋料理がうまくできました。ビール、焼酎と全て空にしました。夕方から雨が降り、冷え込んできたため、今年初のストーブを炊きました。中々いいものです。シカの鳴き声がズーッと聞こえており、シカの数が増えたのかもしれません。
2日目:自然観察会を実施しました。植林用の、コナラ、ミズナラの実を拾いながら歩きました。アケボノソウ、イナカギク、ノコンギク、シロバナホトトギス、キイジョウロホトトギスが見られました。しかし昆虫類ではコオロギ類は多くみられましたが、トンボ、チョウ類は殆ど見ず。林床が荒れて下草がなくなっているのが気になります。おそらくシカが食べてしまっているのでしょう。
残り30本の樹木は全てネット張りが完了しました。遅くまでかかり、疲れ切ってしまいましたが、達成感十分でした。もっと早く、この方法でやればよかったのにと少々悔やまれました。
今後シカ食害がこれ以上出ないことを祈りながら帰路につきました。有り難うございました。
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